振興会海外会員の錦鯉飼育士認定へ 初の錦鯉セミナー開催で普及目指す
第55回全日本総合錦鯉品評会の初日となる1月26日㈯、新潟県と(一社)全日本錦鯉振興会の共催で「錦鯉セミナーIN東京」が行われた。
初開催となった本セミナーは、錦鯉産業の発展と錦鯉を通じた経済・文化の国際交流の促進を目的とし、セミナー受講者には錦鯉振興会から「錦鯉飼育士」の称号と認定証が交付される。
これまで国内会員のみに限定し養成講座が行われてきた「錦鯉飼育士」だが、錦鯉の急速なグローバル化に伴う海外会員の知識・飼育技術の向上を図るとともに、振興会が設ける「錦鯉飼育士制度」の認知度を高めるため、初の海外会員を対象とした養成講座の開催となった。
この日は、振興会名誉顧問を務める東京大学・菅豊教授による「泳ぐ宝石『錦鯉』その誕生の歴史と魅力について」と、農林水産省・芳之内一美水産安全室長による「我が国における水産貿易について」の講演が行われ、参加した19名の海外会員は興味深そうに耳を傾けていた。


今回、会場内に通訳者2名とレシーバーを用意し、同時通訳できる体制をしっかりと整えたことで「各国から参加する海外会員に対しても、スムーズな受講を実現することができた」と関係者は話す。
多くの海外会員が集まる全日本大会を利用し行われた今回の錦鯉セミナーであったが、事前の周知や反省点などを踏まえながら、来年以降の開催も検討していくとのこと。
なお、講座修了者に交付される「錦鯉飼育士」の称号・認定証の有効期間は3年で、以降自動更新される。
