【速報】第15回群馬県若鯉錦鯉品評会

2025年4月13日
会場:新川公園

 前日の春の陽気から一転、雨風が吹きつける悪天候に見舞われたこの日、新川公園(桐生市)を会場に60㎝までの鯉で競われる群馬県若鯉品評会が開催された。
 新潟から和田卓(和田養鯉場)・平沢秀公(錦丸秀養鯉場)・野上力(野上養鯉場)の3氏が審査員として招かれ、雨に打たれながら総出品138本の審査を行った。
 全体総合優勝には石塚勇氏出品の60部紅白が選出され、石塚氏は初の総合優勝となった。

全体総合優勝
60部紅白/石塚 勇
欠席の石塚勇氏に代わり取り扱いの川島錦鯉・川島寛氏が受賞
県魚大賞
55部銀鱗昭和/中嶋 弘泰

 岡山桃太郎鯉作出の3歳60㎝で、川島錦鯉(伊勢崎市)から当歳で購入し飼育を委託。残念ながら石塚氏は欠席のため、取り扱いの川島錦鯉が代理で受賞した。
 御三家以外の最も優れた鯉に贈られる県魚大賞は、中嶋弘泰氏出品の55部銀鱗昭和(㈲名越養鯉場作出・富山)が選ばれた。
 会場の新川公園は週末であれば多くの親子連れで賑わい、品評会開催時には子供から大人まで錦鯉の観賞を楽しむ姿が見られるが、今大会は天候の回復がみられず早々の閉会となってしまったことは残念だった。

新潟より招かれた和田卓・平沢秀公・野上力の3氏による審査