ふじもと秀志氏が錦鯉の美を描く
「鯉の天女舞アートWEB展」公開

 山口県下関市を拠点に活動するデジタル風景アート作家のふじもと秀志さんが、錦鯉をモチーフに天空を舞う天女をイメージして制作した30点の作品を「鯉の天女舞アートWEB展」と題し、9月1日㈪からWEB上で公開している。

 ふじもとさんは「旅景」「ノスタルジア」「心象風景」をテーマに、デジタル風景アートを手がけ、日本人が持つ原風景や自然の風情を、白い線やノスタルジックな色使いで表現する「旅景アート」を得意とする。

 20代の頃に錦鯉に携わる仕事をした経験から、錦鯉が持つ芸術性の高さに深い感銘を受け、近年その記憶と感動が再び蘇り、錦鯉への思いをアート作品として表現してみたいという気持ちが芽生え、今回実現させたという。

 本展のテーマは「鯉の天女舞」。水中を舞う天女のように、美しく優雅に泳ぐ錦鯉の一瞬を、静けさの中に響く色彩と躍動感で描き出している。現在、国際的にも評価が高まる錦鯉だが、その魅力をさらに海外の人々にも伝えたいとの思いで、30点の作品を無料で公開している。

 今後について「日本発のオリジナル錦鯉アートとして、海外にも発信していきたい」とふじもとさん。 

 なお、公開は12月20日㈯までで、ヤフーショッピング(zakka29unギャラリー)では、展示作品の壁掛けなどを購入することができる。

鯉の天女舞アートWEB展はこちら

「鯉の天女舞アートWEB展」で公開されている作品の一例