―続いて「いろは」の子を見ていきます。いろはというのはどういう親でしょうか。
飯塚 これも春花の流れの鯉になります。
―いろはは私は好きだったんですよ。なんとも言えない紅が。
飯塚 いろはは独特の紅をしていましたね。
―これは2歳59㎝のときに買った鯉で(⑧―A)、3歳で75㎝になりました(⑧―B)。かなり幅が出てきて、紅も厚くなってきました。4歳(⑧―C)ではさらに幅がつき、サシも綺麗に決まってきましたね。そして2年後、6歳で84㎝になりました(⑧―D)。




飯塚 いろははドーンと伸びるわけではないのですが、柔らかい紅をキープしながら成長する鯉でした。
―いろははどのくらい採りましたか?
飯塚 7年ぐらいは採れてますね。今はその子供たちが健在なので、今年、稚魚池の面積によっては1本使ってみようかなという鯉ができています。
―第2世代鯉の中では非常に良かったと思います。これもいろはの子です(⑨―A)。2歳で61㎝ありました。ちょっと細身だったんですが、4歳になるとこんな感じで(⑨―B)、さらにもう1年経つとしっかりした体になりました(⑨―C)。



次の鯉は横浜錦鯉から松江さんに里帰りしました。3歳の姿はこちらで(⑩―A)、4歳(⑩―B)、5歳(⑩―C)、そして現在はこのようになっています(⑩―D)。ちょっと複雑な模様の鯉なんですが、太みが出てきたことでふくよかな体型になり、見られる鯉になりました。




これはいろはの最後の年の子になると思いますが(⑪―A)、2歳58㎝で買い求めました。3歳になると太みがついてきましたね(⑪―B)。以上が松江錦鯉センターの「第2世代」の親鯉の子供たちでした。

