振興会ニューフェイスインタビュー 原錦鯉 原 惇友さん(静岡)

地域密着型の鯉屋を目指し
歩みだした26歳の挑戦

 今年2月、静岡県袋井市に原錦鯉が誕生し、次世代を担う期待の若手として原惇友(じゅんと)さんが振興会静岡県支部のメンバーに加わった。近年の新規振興会員の中でも、ひときわ若い26歳の原さん。現在は会社員として営業の第一線で活躍する傍ら、週末は原錦鯉として活動し、インスタグラムやECサイトを活用した現代的なスタイルで、錦鯉の販売と魅力発信に取り組んでいる。
 一愛好家からプロへと踏み出した若き鯉屋は、地域から県内全域の愛好家をサポートできる体制づくりをビジョンに掲げ、一歩ずつ歩みを進めている。(取材/2026年2月7日)

業者の連携で静岡全域をカバー

愛好家を支えるサポート役に

―2月6日に振興会員の仲間入りをしましたが、近年の新規会員ではめずらしくかなりお若いですね。
原 今年で26歳になります。ただ、一愛好家としてはずっと活動をしてきまして、幼稚園ぐらいの時に金魚の小赤を飼い始めました。当時は子供だったのでそこまで育てる技術がなかったというのもあって2、3年は飼育できるんですが、金魚は意外と早死してしまうイメージがあったんですね。
―小さい頃から生き物が好きだったわけですか。
原 好きですね。自宅に猫4匹・犬1匹飼っていて、生き物全般が好きなんです。それで、しばらくそんな感じで飼っていたんですけど、どこで目覚めたかはっきり覚えていないんですが、ある時錦鯉のほうが自分に合っているのではないかと思いまして。水槽で12部とか15部とかの小さい鯉を飼い始めたんですが、鯉って成長速度が早いのでそれがすごく面白かったんですよね。高校生ぐらいになって、これを外の大きな水槽で飼ってみたら60超部とかいけるのではないか、という気持ちからどんどん進んでいきました。
―今では湧清水をつけるまでに。
原 当時はそこまでお金がなかったので、社会人になってから湧清水をつけたり大々的に展開していきましたが、ここは自宅でもあるので親からはいい加減にしてくれと(笑)
―親御さんもまさか振興会員になって、ここまでやるなんて思ってもみなかったでしょうね。
原 まあでもやっぱりアクアリウムは面白いという思いがずっとありましたし、もともと釣りとかも好きだったので、こうなったのは自然の流れといいますか。今は社会人として仕事柄営業をやっているんですけど、そうするとその営業力を生かして鯉の販売もできるのではないかと思って。
―現在は本業の傍ら鯉の販売もされているんですか。
原 そうですね。今は会社員をやりながら鯉のほうもやっているため、営業は基本的に土日のみとなっているので、ご来店の際は事前にご連絡をいただけると助かります。やはり、なかなか時間が取れないというところもあり、いずれはこっち一本でやっていきたいと考えている中で、今の場所だと手狭なので違う場所でハウス池を作りたいという夢はあります。