福岡・丸筑魚苑が150尾を寄贈

園児らが石橋文化センターに放流

 6月17日㈫、福岡県久留米市の丸筑魚苑が、同市にある石橋文化センター「楽水の池」に錦鯉150尾を寄贈し、参加した松柏保育園の園児25人と放流式を行った。
 この日放流された錦鯉は、御三家や白写り、山吹黄金など大小さまざまで、バケツを使って1匹ずつ池に放された。特に85㎝超の山吹黄金を目の前に、園児らは興味津々の様子でじっくり観察していた。
 石橋文化センターは、㈱ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏が創設。石橋氏は、丸筑魚苑二代目・小西瑛士さんの高校の先輩にあたるそうで、「大先輩が50年前に作られたこの日本庭園に、丸筑が育てた錦鯉が泳ぐ。本当に光栄で嬉しく思います」とコメント。
 放流式は地元テレビ局で取り上げられるなど注目度が高く、園児らは「大きくなってほしい。休みの日に家族みんなでエサをあげに来たい」と笑顔で話していた。

初めて見る大きな錦鯉に興味津々の園児ら
丸筑魚苑の小西健治さん(右)と瑛士さん(左)