第17回田上がり品評会開催
㈱錦鯉新潟ダイレクトが3年ぶり優勝
秋の実りを知らせる田上がり品評会が9月6日㈯、山古志支所脇の山古志体育館小アリーナで行われ、今年の当歳の出来を見ようと県内外から多くの愛好家や業者が来場した。
秋の品評シーズンに先駆けて行われる長岡市錦鯉養殖組合青年部のイベントとして、長岡市で生産される錦鯉の品質向上やPRを目的に、情報交換の場とすることで生産意欲の高揚を図っている。
13時半の審査を前に、会場には袋詰めされた当歳魚が続々と運び込まれ、その総数は303本と数年ぶりに300本を超えるなど、生産者の意欲が伺える出品数となった。
審査委員長1名を含む7人で審査が行われ、総合優勝の選出が行われた結果、1席には3年ぶりの受賞となる㈱錦鯉新潟ダイレクト出品の昭和三色が選ばれた。体長26㎝と当歳とは思えない体つきに、厚みのある紅と深みのある墨が特徴的で、しっかりと飼い込まれたことがわかる。
同2席は田上養鯉場出品の大正三色、同3席は星野和男氏出品の紅白と、それぞれ魅力ある当歳魚が選ばれ、これから本格的に始まる秋の品評会シーズンの火蓋が、今年もいよいよ切られた。

昭和三色/㈱錦鯉新潟ダイレクト