第56回全日本総合錦鯉品評会

大日が2年連続、袁建棟氏は御三家全品種で制覇の快挙

大会総合優勝
95部紅白/袁 建棟(中国)
作出・取扱/大日養鯉場㈱ 取次/三信トレーディング㈱ 蘇信錦鯉

 錦鯉の世界一決定戦、第56回全日本総合錦鯉品評会が1月20日㈫から25日㈰までの会期で、東京都大田区の東京流通センター第1展示場で開催された。20日、21日は会場設営、22日は全国各地から1995尾の搬入があり、実質的な開幕日である23日㈮の審査を迎えた。
 午前9時からの審査会議を終え、(一社)全日本錦鯉振興会の菅豊名誉顧問を審査長とする総勢81名(14班)の審査員が会場へ。まずはじめに、全員で大会総合優勝の選出にあたった。なお、今回はすべての班に理事または地区長理事が1名ずつ割り振られ、各班の班長を務めている。
 今大会において有力候補として挙げられていたのは、2大会前の第54回大会でチャンピオンになった紅白と、54回、55回と2大会連続で大魚の部総合を受賞した大正三色の2尾。紅白は規定(大会総合受賞鯉は翌年の出品ができない)により、1大会を挟んでの出品、三色は三度目の正直なるかが注目され、どちらも前回出品時を上回る圧巻の体躯を披露した。
 一方、搬入時に話題となった「新顔」もいたようで、混戦が予想されるとともに、印象的なチャンピオン誕生への期待が高まった。
 1回目の投票では9尾に票が入り、受付番号1032の95部紅白が最多の29票、続いて同2121の95部紅白が20票、同2313の95部大正三色が12票となり、過半数に達した鯉がいなかったため、これらの上位3尾がノミネートプールに移され2回目の投票へ進んだ。
 その結果、1回目の得票数1位だった1032の紅白が順当に票を伸ばし、過半数をわずかに上回る41票を獲得し大会総合優勝に決定した。