若鯉で初の国魚賞受賞の菊地氏
関係業者らが祝賀会を開催
3月に姫路城で行われた第41回錦鯉全国若鯉品評会で、18部国魚賞を受賞した神奈川県の菊地春福さん。川崎市で「生田銘鯉」として以前は振興会に所属しており、自身も愛好家として半世紀以上にわたり品評会で活躍してきたが、驚くことに全国大会での国魚賞は初だという。加えて、今年は米寿(88歳)を迎えることから、そのお祝いも兼ねて関係者らが祝賀会を催した。
この日は静岡県熱海市にある熱海金城館を会場に、作出の谷口陽一さん(谷口養鯉場)、取次の伊藤敏明さん(㈲丸敏養魚場)ほか、菊地さんと懇意にする長島保さん(長島養鯉場)、長島弘さん(長島養鯉場(音蔵))と夫人、吉野隆一さん(吉野養鯉場)と夫人らが参加し、菊地さんを囲んでの祝福の宴となった。
念願の国魚賞受賞となった菊地さんの次なる目標は、関東甲信地区大会での全体総合優勝だと意欲を見せていた。

18部国魚賞/大正三色/菊地 春福
作出・取扱/谷口養鯉場 取次/㈲丸敏養魚場
