関西地区総合錦鯉品評会2025

今季締めくくる大手前公園で

魚酔の自家産紅白が大賞に

大会総合優勝
85超部/紅白/魚酔

 10月中旬から全国各地で行われてきた、秋の品評会シーズンを締めくくる関西地区総合錦鯉品評会2025が12月7日㈰、姫路城下の大手前公園で開催され、大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の2府4県から集まった467尾が快晴の下に並んだ。
 審査は阪井健太郎氏(㈱阪井養魚場)を審査長に、加知徹也(加知養鯉場)、川村英一(大日養鯉場㈱トヨタ店)、辻本勝彦(手取フィッシュランド)、大宮敏郎(鯉マート㈱)、瀧川八静(瀧川養鯉場)の6氏が担当。プールを一つひとつ入念に見て回る中で、水槽番号17番のプールに泳ぐ紅白に審査員らの目が止まり、投票の末、満場一致で大会総合優勝に選出された。
 魚酔(大阪)出品の85超部紅白は、大日メスに野上オスをかけて作られた自家産で7歳87㎝。同社は2年連続の大会総合優勝取り扱いとなった。見事な体型と質、仕上がりが評価され、審査講評では「柔らかい紅に抜けた白地がすばらしく、全出品鯉の中でも頭一つ抜けた鯉でした」と審査長の阪井氏。
 続いて袋審査に移り、50部までの出品鯉の中で最高賞となる最優秀若鯉総合優勝には、山下忠康氏出品の50部大正三色が選ばれた。㈱阪井(広島)作出で、泉州錦鯉(大阪)を通じてジャンボ当歳で入手。2歳50㎝。
 また、大会総合優勝ならびに御三家以外から選出される菊花大賞は、神行久美子氏出品の85超部光り無地(村田錦鯉作出/なごみ鯉ファーム取扱)で5歳90㎝。
 以下、巨鯉総合優勝/80部紅白/喜多将大、壮魚総合優勝/70部紅白/坂本俊幸、成魚総合優勝/50部紅白/谷和久、若鯉総合優勝/35部大正三色/安達弘、幼魚総合優勝/15部昭和三色/川田隆郎、ジャンボ賞/85超部昭和三色/木口充。
 一般公開となり審査を待ち望んでいた参加者がプール周辺を囲み、タイトなスケジュールではあったが15時の閉会まで多くの人で賑わった。

最優秀若鯉総合優勝
50部/大正三色/山下忠康

最優秀若鯉総合優勝の山下忠康氏(左から2人目)

菊花大賞
85超部/光り無地/神行久美子

左から加知徹也(加知養鯉場)、大宮敏郎(鯉マート㈱)、辻本勝彦(手取フィッシュランド)、瀧川八静(瀧川養鯉場)、阪井健太郎(㈱阪井養魚場)、川村英一(大日養鯉場㈱トヨタ店)の6氏による審査

出品プールから全体総合優勝の紅白を運ぶ取り扱いの魚酔