第50回東海地区総合錦鯉品評会
横井英司氏が3年ぶりに戴冠
節目の大会を野上紅白で制す

90部/紅白/横井英司

11月30日㈰、晴天が広がった三重県桑名市・Fマート多度店の駐車場を会場に、第50回東海地区総合錦鯉品評会が開催された。
本品評会は東海地区在住に限らず、振興会東海地区会員の取り扱いであれば誰でも出品できるため、静岡・愛知・岐阜・三重の愛好家はもとより、北海道から九州、さらにはアメリカやベトナム、フィリピンといった海外愛好家も参加する。
審査の結果、369尾の出品鯉の中から全体総合優勝に選出されたのは、横井英司氏(愛知)出品の90部紅白で、野上養鯉場(新潟)作出の6歳88㎝。成田養魚園㈱の販売イベント「 Collection 2022」で3歳で入手し、翌年は野池飼育、一昨年からは同場の泉水池で飼育されてきた。横井氏は第47回大会(2022年)以来3大会ぶりの全体総合優勝となり、第50回という記念すべき半世紀の歴史にその名を刻んだ。
御三家以外の品種から選ばれる金鯱大賞には、Herbert Fritch氏(アメリカ)出品の90部逸品ものが選ばれ、こちらも成田養魚園㈱で行われた「 Collection 2024」でFitzs Fish Pondsを介して入手。㈲丸誠養鯉場(新潟)作出の黄金落ち葉系統の光り変わり鯉で、7歳92㎝。
また、各部総合優勝の中には驚くべき受賞歴を持つ鯉がおり、2013年に初開催となった第1回国際錦鯉幼魚品評会で、大会総合優勝に輝いた湯浅徳昭氏の大正三色(㈱阪井養魚場作出)が、65超部オス総合優勝を受賞した。
これまで成田養魚園㈱の泉水池で飼育され、当歳35㎝の当時から12年の月日を経て、今大会14歳80㎝で出品された。年齢を感じさせず、ほとんど模様が崩れることなく長持ちしており、今後さらなる活躍が期待されるなど新たな伝説が生まれるかもしれない。
表彰式終了後には、関係者らによって全体総合優勝の横井氏が胴上げされ、祝福ムードが惜しまれつつも閉会となった。
以下、大魚の部総合優勝/ 90部大正三色/外山隆寛、巨鯉の部総合優勝/80部紅白/ZEN KOI FARM、オス総合優勝/ 65超部紅白/外山義勝、壮魚の部総合優勝/ 70部紅白/大日養鯉場㈱トヨタ店、成魚の部総合優勝/50部大正三色/谷口則彦、若鯉の部総合優勝/40部昭和三色/外山隆寛、幼魚の部総合優勝/25部昭和三色/外山隆寛。

90部/逸品もの/Herbert Fritch

大正三色/湯浅 徳昭

大会総合優勝/36部 大正三色(当歳35㎝)










