第1回WNC JAPANKOI カップ開催

山野和明氏の伊佐昭和が初代チャンピオン

全国37都府県から571尾が集結

2026年5月24日
会場:㈱阪井養魚場駐車場(広島県三原市)

 「ワールドニシキゴイクラブ(WNC)」の若手らが中心となった「第1回WNC JAPANKOI カップ」が5月24日㈰、広島県三原市の㈱阪井養魚場駐車場で開催された。
 国内の錦鯉愛好家が減少する中、その人口を増やし、業界全体の活性化を目的として行われた本大会。記念すべき第1回大会には、全国37都府県から100人を超える愛好家が来場し、571尾の出品が集まった。
 出品サイズの上限が42部であることから審査はすべて袋審査で行われ、玉浦浩二(玉浦養魚場)、吉田秀一(㈱オダカン)、面迫隆義(㈲面迫養鯉場)、畑中智伸(KOI-UMEDA JAPAN㈱)、瀧川八静(瀧川養鯉場)、小西瑛士(丸筑魚苑)、Benjaming Goh(Ben Koi Centre)、Kurniadi Prakasa Pieth(Japan Direct Koi Center)、Peerapat Chotchaiwiwongkul(Matrix Koi Farm)の9氏が審査員を務めた。
 投票の結果、山野和明氏出品の42部昭和が、見事初代チャンピオンに輝いた。伊佐養鯉場㈱(新潟)作出で、今年3月に金太郎錦鯉㈱(愛知)のYouTubeチャンネルを通じて購入し、飼育を委託。今大会2歳42㎝で出品された。
 続いて、御三家以外から選出される大会総合優勝Bは、荒井勇毅氏出品の42部五色(かんの養鯉場作出)が選ばれた。昨年の秋に鯉牧場(北海道)が仕入れ、今年の春に荒井氏が入手。同場に飼育を委託し、2歳42㎝で出品された。
 本品評会のもう一つの目玉企画となっている、阪井健太郎氏による阪井養魚場見学ツアーでは、設備から飼育方法、親鯉など企業秘密といえる内容が惜しみなく解説され、参加者からは様々な質問が飛び交った。
 このほか、同場作出のスペシャル当歳魚の抽選販売会やBBQなども行われ、充実の内容を存分に満喫した参加者であった。
 記念すべき第1回大会は盛況のうちに幕を閉じたが、今後、国内愛好家を盛り上げる起爆剤となっていくのか、その動向に注目したい。

大会総合優勝A
42部昭和三色/山野 和明(三重)
作出/伊佐養鯉場㈱ 取扱/金太郎錦鯉㈱

喜びの表情を浮かべる大会総合優勝の山野和明さん(中央)と取扱の金太郎錦鯉㈱・金城政巳さん(左)

大会総合優勝B
42部五色/荒井 勇毅(山形)
作出/かんの養鯉場 取扱/鯉牧場

大会総合優勝Bの荒井勇毅さんが欠席のため取扱の鯉牧場・植森脩太郎さんが代理で受賞(中央左)

成魚の部総合優勝
42部昭和三色/外山 隆寛(愛知)
取扱/成田養魚園㈱
若鯉の部総合優勝
30部紅白/長野 貴浩(東京)
取扱/成田養魚園㈱

幼魚の部総合優勝
24部昭和三色/外山 隆寛(愛知)
取扱/成田養魚園㈱
ダイヤモンド大賞
42部紅白/東 秀明(福岡)
作出/㈲松江錦鯉センター 取扱/丸筑魚苑

エメラルド大賞
36部写りもの/早川 知克(福岡)
作出/㈱尾形養鯉場 取扱/丸筑魚苑
ルビー大賞
42部衣/森 和彦(三重)
取扱/成田養魚園㈱

キャッツアイ大賞
21部孔雀/油井 宏隆(大阪)
作出/㈱細海養鯉場 取扱/鯉牧場
サファイア大賞
42部丹頂/星野 修吾(東京)
取扱/㈱仙助

18部〜42部の9つのサイズ区分ですべて袋審査で行われた

阪井健太郎さんの解説による阪井養魚場見学ツアー
親鯉の紹介

自らBBQの焼き場に立つWNC会長の阪井健太郎氏さんと
同副会長の成田隆輝さん
BBQに舌鼓を打つ参加者

初の大会が成功に終わり安堵の笑みを浮かべる大会実行委員ら。
前列左から、植森脩太郎さん(鯉牧場/北海道)、阪井孝太郎さん(㈱阪井養魚場/広島)、金城政巳さん(金太郎錦鯉㈱/愛知)
成田修輝さん(成田養魚園㈱/愛知)、平沢拓翔さん(丸堂養鯉場㈱/新潟)、西島一哉さん(魚酔/大阪)
後列左から、谷大樹さん(㈱タニ/千葉)、飯塚昌大さん(㈲松江錦鯉センター/島根)、平沢和寛さん(かんの養鯉場/新潟)
辻本勝彦さん(手取フィッシュランド/石川)、坂牧公和さん(坂牧養鯉場/新潟)