農林水産省 子ども霞が関見学デー2026
「錦鯉の審査体験と変わりメダカの展示」

 文部科学省をはじめとした各府省庁が連携して開催される「こども霞が関見学デー」が、7月29日㈬・30日㈭の2日間にわたって行われ、多くの親子連れが霞が関を訪れた。
 2000年から続く本イベントは、子どもたちに各府省庁の仕事や社会の仕組みを知ってもらうことを目的とした体験型イベントで、毎年夏休み期間中に開催されている。各省庁が趣向を凝らしたプログラムを用意しており、子どもたちにとっては学びの場として、また自由研究の題材を見つける機会としても人気を集めている。
 水産庁8階に設けられた会場のひとつでは、(一社)全日本錦鯉振興会と日本観賞魚振興事業協同組合が共同で出展し、錦鯉や観賞魚の魅力を広く発信した。会場内には丸プールやガラス水槽による生体展示が行われ、来場者は実際の魚を間近で観察しながら理解を深めていた。
 今年で7回目の参加となる(一社)全日本錦鯉振興会は、「AIによる錦鯉審査体験」を実施。来場者はAIが事前に評価した3匹の錦鯉を観察し、色彩や模様、体型、全体のバランスなどを見比べながら順位を予想した。近年開発が進められているAI錦鯉評価システムをゲーム感覚で体験できる内容となっており、2日間で延べ578人が参加し全問正解者は132人と、昨年を大きく上回る正答率となった。
 また、会場内では毎年好評を得ている「錦鯉ポストカードづくり」も実施。複数のスタンプを組み合わせることで自分だけのオリジナルを作ることができ、2日間で約800枚が配布されるなど、子どもたちを中心に人気を博した。
 さらに、日本観賞魚振興事業協同組合による変わりメダカの展示やクイズコーナーも設けられ、飼育しやすいメダカを入口に観賞魚への関心を高めてもらい、将来的に錦鯉などの日本が誇る観賞魚文化への理解促進につながることが期待される。
 (一社)全日本錦鯉振興会ではこうした体験型イベントを通じて、次世代を担う子どもたちへ錦鯉の魅力を伝えるとともに、日本の伝統文化である錦鯉をさらに普及させていくため、今後も積極的な活動を展開していく考えだ。

錦鯉の展示と審査体験

変わりメダカの展示

(一社)全日本錦鯉振興会・日本観賞魚振興事業協同組合プログラム

スタンプを重ねて作る大人気のオリジナル錦鯉ポストカード

品種改良されたさまざまな変わりメダカを展示
2日間を通して終始来場者で賑わった会場内

農林水産省・体験プログラム一例

お家で簡単!知ってワクワク自由研究
実験体験コーナーで「ぷにぷにカプセル」を作ろう!
クジラについて学ぼう!
クジラの口の模型や本物の鯨ひげに触れる体験

ウナギのひみつをのぞいてみよう!
完全養殖ウナギの研究における成功までの道のりを楽しく学ぶ
毎月3日から7日は「さかなの日」 、さかな博士になろう!
おさかなクイズにチャレンジ

食と農林水産業のサステナビリティについて知ろう!
たべものペーパーのお弁当づくり&光るどろだんご体験!
霞が関「牧場物語」
ゲームで知る「しごと」と「いのち」の物語

エレベーターホールに設置されたクジラの巨大バルーン
「さかなの日」アンバサダーを務めるさかなクンによる
直筆イラスト