ブラジルで160尾の錦鯉が美を競う
「第1回コイキチ・ショー2026」開催
8月28日㈮〜30日㈰の3日間にわたり、ブラジル・サンパウロ市の「ガラージェ55」にて、コイキチ・クラブ・ブラジル主催の「第1回コイキチ・ショー2026」が開催された。
会場には約160尾の錦鯉が出品され、第1回大会としては十分なスケール感と現地愛好家の強い情熱が感じられた。
審査委員長はシンガポール・コイクラブ会長のヘンリー・ウォン氏が務めたほか、オランダのシーベ・ファン・ティルブルグ氏(Koi Wish B.V.)、樹神太郎氏(Kodama Koi Farm)、そして地元の審査員らが加わり、国際色豊かな体制で審査が行われた。
審査は御三家が対象のAカテゴリーと、それ以外のBカテゴリーに分かれており、グランドチャンピオンAにはパウロ・ロジェリオ・ドス・サントス氏出品の75部紅白が選出された。パウロ氏が4歳で入手し自宅池で4年間飼育してきた一尾で、大型でありながらバランスの取れた三段模様が際立つ堂々たる姿が印象的と評された。
グランドチャンピオンBには大会実行委員長でもあるラファエル・カエタノ・フランシスコ氏出品の80部白写りが選ばれ、圧巻のサイズに加え、大型魚らしい抜群の体型とボリュームで圧倒的な存在感を放っていたと評された。
「最高賞を獲得した2尾以外にも、愛好家によって大切に育てられた錦鯉が多数出品され、時間をかけて成長を楽しむ錦鯉文化の広がりを実感する内容でした」と樹神氏。
また「100名を超えるアクティブメンバーを抱える同クラブだが、品評会では単に優劣を競うだけでなく、愛好家同士が錦鯉を囲んで交流し、学び合う温かい光景が見られました。想像以上のハイレベルな錦鯉と現地愛好家の熱意に触れ、ブラジルの錦鯉に対するイメージが大きく変わる、素晴らしい大会となりました。ブラジルの愛好家が錦鯉を楽しみ、学び、交流する大切な場として発展していくことに期待しています」と語った。
ラファエル大会実行委員長は、今回の経験を生かし、今後さらに充実した品評会へと発展させていきたいと意欲を示していた。
(資料提供/Kodama Koi Farm)

パウロ・ロジェリオ・ドス・サントス

ラファエル・カエタノ・フランシスコ
















