拓朗錦鯉セミナー・設備編/講師:大菊拓朗(横浜錦鯉)
失敗しない池造り〈第3回〉 ――錦鯉を長く楽しむために
人気企画・大菊拓朗(横浜錦鯉)の錦鯉セミナー。今回は設備編として、池造りについて実例を挙げながら解説します。
錦鯉を飼育するために、なくてはならないものが「容器」。環境や目的、予算などに応じて、水槽から大型のコンクリート池まで選択肢は様々です。飼育は試行錯誤の連続といわれますが、池の大がかりな改修はできることなら避けたいもの。後悔しないために、将来を見据えた計画を立てましょう。
●ブロック池――S氏の例
4トン→25トンへ拡張の和風池
曲面もOKのブロック造り
次にご紹介するのはブロックで造った池です。こちらのお客様は和風の池を希望されました。もともとこのような4トンぐらいの池があり(1)、3年ほど楽しんでおられたのですが、鯉が大きくなってきたので小さな池では面白くないということで、これを壊して25トンの池を造るというご用命をいただきました。敷石のあるところまで新しい池を造ることになります。
元の池を壊したあと、捨てコンを打ちます(2)。新しい池は少し変わった形になることから、特殊なブロックを積んでいきます(3)。中に生コン(生コンクリート)がたくさん入るような形状で、普通のブロックとはちょっと違います。ここが生物濾過槽になるところです(4)。
水量が25トンですので、井戸を掘ることになりました。最初に紹介したN様のときと同じマシーンですが(5)、なんと12mで井戸水が出るようになりました。
















